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今月の民話(2018年12月)

     平成最後の12月になりました。今年の夏はいつもの年よりぐーんと暑く、いろんな災害が 発生しました。温暖化の影響なのかしら・・・・と思っています。
    今年、川に鮭が登る数が極端に少ないそうです。糸魚川では一番多くの鮭がほとんど遡上 していないと内水面の関係者が嘆いていました。雪の季節を迎えます。 ほどほどの雪であってほしいと思っています。

     さて、今月のむかーしむかしのお話は、「大町かんのん」「鬼けり岩と投げ岩」というお話です。

「大町かんのん

 

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  糸魚川市大町の観音堂にこのお話の大町かんのんが祀られています。このかんのん様は その姿を様々に変え町を守ってくれるありがたい観音様として町の人たちの信仰を集めています。
  例えば付近に家事が起きるとその姿を雷神に変え雨を降らし風向きを変えて非を止めたといわれます。   糸魚川は今から2年間、平成28年12月22日ラーメン店より出荷した火災はあっという間に飛び火を 繰り返し147棟を焼損しました。大町観音堂のすぐ横、農協に火が入り、道をはさんだ平安堂、 まるとも等が全焼したけれど観音堂は無事でした。
  そして、もうひとつ、糸魚川の本町通りは地元の奴奈川姫を加えて福神通りというのですが、この八福神 のおかれたところすべて家事にあいますが、この八福神のおかれた所すべて火事にあいませんでした。

   不思議でしょう!

     さあ、お話を聞いて下さい。

「鬼けり岩と投げ岩

 

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    このお話の舞台は親不知です。親不知は意味深い地名の通り、たくさんの昔話があります。
  昔、といっても明示16年まで本陸街道は海辺の道しかありませんでした。   海が荒れて高波の日が続くともちろん、通行ができません。屈強な男衆や、若者は高波 の押し寄せる波間を見計らって海辺の道を海辺の岩穴へと走り継ぎました。
女のか弱い脚で岩穴めがけて走り、波にさらわれた悲劇が幾つも語り継がれています。
   親不知の地名は親が子を子は親を観ることができないところから、親不知、子不知とつけられたといわれています。 加賀の殿様が参勤交代で江戸から加賀へ向かう人数は、2000任だったといわれています。 「今日は波が高い」といって親不知にとどまる訳にはいきません。近郷近在から屈強な若者が 700人程集められ、海に向かって7列の波よけ忍足が裸にふんどし一丁で並んだといわれ、その横を こしに乗った殿様が通られたといわれています。
   とにかく大変な苦難の道であった事が推察されます。

  さて、今日のお話「鬼けり岩と投げ岩」は、大国主命が出てくるのがステキです。なんで 出雲の大国主命が通りかかるのか少し不思議です。大国主命の登場は船だと思うからです。 奴奈川姫のラブロマンスのお相手、大国主命が鬼の嫁になろうとする綾姫を助けます。

   さあ、お話を聞いて下さい。

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