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今月の民話(2018年5月)

五月になりました。一番いい季節です。寒かった冬のことを思うと この暖かさに思わず「ありがとう」といいたくなります。
桜の花は終わってしまったけれど野山にはたくさんの花が咲き出します。
庭の花々もぐんぐん背を伸ばし花のつぼみをふくらませています。
外の日差しが心地よく外でのおしゃべりも楽しく立ち話がついつい長話になっています。

   さて、今月のお話は「天狗の足跡」と「神様のしびくらべ」です。

「天狗の足跡」

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   花が高くて顔が赤く体が大きくて羽うちわでふわりふわりあおいで そらをとび、足には高下駄をはいているという奇妙ないでたちの主 が天狗です。
天狗には大天狗、小天狗、烏天狗、木の葉天狗、女天狗があるそうです。
   天狗の中で最も強い神通力をもっているのが、大天狗。厳しい修行 をし優れた力をもっていた山伏が死後大天狗になるといわれます。
天狗といっても上から下まで種類があることに驚きます。 そして女の天狗がいることにも驚きです。

   さてお話の天狗の足跡は別名仏足跡ともいわれています。 ということは天狗は仏様に通じるのかなと推測します。
そして、このお話は真言宗 日光寺に伝わるお話で、 日光寺の庭園は加賀の4代め藩主光高公により作られました。
山や川を借景にしたそれは素晴らしいお庭です。

  天狗の足跡を見に来てお庭も是非みてほしいと思います。

    さあ、お話を聞いてください。

「神様のとびくらべ

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    古事記にも登場する奴奈川姫はそれは美しくうるわしい美人だった のでそのうわさは大国主命の住む出雲へも伝わったといわれます。
   当時糸魚川は高志の国といわれ、奴奈川姫は女首長であったといわれます。 姫川には透き通るみどりの石、ヒスイがとれ、人々はそれをまが 玉やくだ玉、耳飾り等に加工していたのですが、一番は神様を 降神する呪具としてヒスイが珍重されたといわれます。
女首長の奴奈川姫は巫女王であったという説があります。
出雲の国を治める大国主命にはスセリ姫という正妻がいたのですが、 あちこちら女を作っていたようです。

    奴奈川姫のもとに大国主の命がはるばる出雲から美しくうるわしいという 噂を聞いてやってくるのですが、大国主命には奴奈川姫を手に入れる よりもヒスイに心を奪われ、玉を支配したいという下心があった ようです。
    ヒスイは当時霊玉ともいわれ、糸魚川のヒスイはあの時代、 北海道から沖縄まで運ばれていたというのです。
通信手段の発達していない古代、情報はどうやって伝えられた のか、運搬の方法はどうだったのか・・・・疑問だらけです。

   奴奈川姫を自分の妻にと決めていた土地の神と大国主命は争いになり とびくらべで勝負をつけることになります。 馬にのった土地の神と牛にのった大国主命と駒ケ岳の頂上から さあ勝負!

     お話を聞いて下さい。

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