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今月の民話(2017年8月)

暑ーーい夏がやってきました。八月は都会で暮らす子供達がお盆に帰ってくるので何となく きぜわしい人達が多いように思います。賑やかになるのは嬉しいけれど、一人や二人住まいの 家がドッと増えて、洗濯、そうじ、何より食事が、風呂がとぼやくお年寄りの声が聞こえて きそうです。
でも久しぶりの子や孫に会うのは嬉しいこと!楽しいお盆を家族揃って迎えたいものです。


   さて、今月紹介するむかーしむかしのお話は、「みるなのくらとモロ」「カッパの話」です。

「みるなのくらとモロ

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   題名のみるなのくらはわかるけれど、モロはさて何だろうと疑問ですよね。モロは餅を入れて おく箱のことをいいます。
  みてはいけないと念を押されるとみてみたいという気持ちが起きます。少し位、ちょっとだけ・・・
きっとわかりはしないだろうとみないと約束したのに約束を破ってしまいます。

  このお話は、東日本に分布する昔話で地方によつて少しずつ内容が異なっています。
  でもこの話少し"ドキッ"とします。 近所の人が集まってお茶を飲みながら世間話に花を咲かせて 「内緒よ、誰にもいっちゃいけないよ」と前置きしてヒソヒソ・・・しかしこの話、黙っていられなくて、 別の友達に「内緒よ・・・」と教えてしまうこと日常茶飯事とばかり行われているように思います。

  「いわない、みない」と約束したら守りなさいと改めて「うん、成程」と納得しました。

   さあ、お話を聞いてください。

「カッパの話

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    カッパの話は全国の川や海にありますが、本当は架空の動物です。
  頭に皿があって手や足に水かきがあり、背中にはカメのような甲羅があります。皿は常に水にぬれていて、 乾くと元気をなくします。
   好物はきゅーり。子供の様な体格をしていて何とはなしにあいきょうがあります。
   私の住む糸魚川にもカッパの話が幾つかあって共通しているのは、いたずらをしようとして腕が抜け落ちて しまい、腕を持ち去った男のもとへ行って涙を流して「腕ほ返して下さい。お願いです。」と頼みます。
  男はかわいそうになり「いたずらしないことを約束せよ」といって腕を返してやります。
さて、腕を返してもらったカッパは大喜びして魚をもってきたり、アイスという妙薬等をくれます。とても義理堅い 性格に描かれています。
  カッパの伝承をする家に実際にアイス(ニワトコ草)があり、カッパが災害から家を守ってくれ、そこの家だけは 普段の安定した日常があるとしめくくられています。
   誰があのカッパを登場させたんだろう・・・・・と思ってしまいます。
  天狗のような様相で空はとべないけれど、水の中は"スイスイ"人間の言葉も話せて、どことなく憎めない。
  カッパのことを考えていると思わず"ニヤリ"と笑ってします。
  子供達の夢を育む動物としてカッパが、昔話やフィクションに登場しているんでしょうね。

   さあ、お話を聞いて下さい。

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